50歳以上の人、あるいは20歳の時よりもお腹や気持ちがたるんできている人はチェックしてみましょう。

 

チェックシート

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  • 高血圧、肥満、動脈硬化などがある状態を「心不全ステージA」と呼びます。
  • これらの状態が続くと心臓が硬くなって心臓の動きのしなやかさが失われ始めます。
    この状態を「心不全ステージB」と言います。
  • ステージBでは、脈拍が110回/分以上になると心臓の動きが不十分になります。その状態では「息切れ感」が強く感じられます。普通の人は「軽く汗をかく運動」を行うと、脈拍が110/分に なります。ですから、その状態で、他の人以上にハーハーしている場合、異常である可能性が出てきます。
  • さらに軽い活動でも息が上がる場合は、さらに心臓の動きが低下したり、血管が硬くなっている場合です。
    「心不全ステージC」と呼びます。
  • 50歳を超えると60%くらいの方がstage AあるいはBの心不全と言われています。
  • 明らかな肥満ではなくても、その人なりに以前よりも肥満傾向になってきたら心不全の可能性を考えます。
  • 睡眠時無呼吸症候群、運動不足、肺気腫、鉄欠乏性貧血も心不全になりやすい状態です。
  • 糖尿病の前段階、すなわち食後だけ血糖値が上昇するだけで心臓に異常が生じます。