「群馬県地域糖尿病療養指導士」の設立にあたって
群馬大学名誉教授 伴野祥一
糖尿病患者数はこの50年間で40倍にも増え、合併症による失明、人工腎透析、足の切断は後を絶ちません。糖尿病の発症予防そして合併症の予防の為には糖尿病の何たるかを正しく理解してもらうのが第一です。このため、日本糖尿病療養指導士(CDEJ)が2000年に設立され18年となります。それなりの効果は上がっているものの、問題も浮き彫りになってきています。CDEJの資格は、限られた施設に勤務していないと取れない事、特定の職種に限られる事、そして費用も高額である事などです。一方、多くの糖尿病患者さんは糖尿病専門医のいない施設で加療を受けているのが現状です。糖尿病治療は糖尿病を正しく理解し、正しい治療を続ける事で予防が可能となります。それを可能とするのには医師の力はもちろんですが、医療スタッフの力はとても大きいといえます。スタッフこそ糖尿病の正しい知識が必要とされるかと思います。全国各地で地域CDE(CDEL)が設立され、活躍中です。この度、群馬県でも群馬県地域CDE(G-CDEL)の設立の運びとなりました。医療スタッフの方々、こぞってご参加下さい。
令和7年度(2025年)第8回群馬県糖尿病療養指導士・基礎(認定)講習会のお知らせ
群馬県における糖尿病の正しい知識と技術の普及・啓発を図り、医師の医師の指示下で熟練した糖尿病療養指導を
行うことのできるスタッフを養成する講習会で認定された場合、群馬県糖尿病療養指導士の資格が取得出来ます。
期日:2025年6月29日(日)
場所:群馬県生涯学習センター
詳しい内容については、追って連絡致します。
群馬県糖尿病療養指導認定機構の認めた講演会のお知らせ
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